睡眠時無呼吸症候群|恋ヶ窪内科クリニック|恋ヶ窪駅徒歩4分の内科・糖尿病内科・耳鼻咽喉科

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睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群|恋ヶ窪内科クリニック|恋ヶ窪駅徒歩4分の内科・糖尿病内科・耳鼻咽喉科

下記の症状がある方は睡眠時無呼吸症候群かもしれません

睡眠時無呼吸症候群と糖尿病

  • いびきをかく
    睡眠時無呼吸症候群の最も一般的な症状は、いびきをかくことです。鼻やのどの筋肉が緩んで、空気の通り道が狭くなり、呼吸の流れが乱れていびきをかくことがあります。
  • 睡眠中に一時的に呼吸が止まる
    睡眠中に一時的に呼吸が止まることがあります。これは、のどの筋肉が緩んで、空気の通り道が閉塞されるためです。これが何度も繰り返されると、睡眠の質が低下し、日中の眠気や倦怠感、頭痛などの症状が現れることがあります。
  • 眠りが浅い
    睡眠時無呼吸症候群の場合、一時的に呼吸が止まったり浅くなったりするため、眠りが浅くなり、睡眠の質が低下します。
  • 頻尿
    睡眠時無呼吸症候群の方には頻尿の症状が現れることがあります。これは、無呼吸によって心臓に負担がかかるため、循環血液量を減らそうと利尿作用のあるホルモンが体内で分泌されることが原因と考えられます。
  • 睡眠中に身体が動く
    睡眠時無呼吸症候群の方は、就寝中呼吸が苦しいことに加え、睡眠の質が低下しているため、よく身体をうごかしたり頻繁に寝返りをうつことがあります。

以上が、睡眠時無呼吸症候群が疑われる症状や特徴です。もし、これらの症状がある場合は、早めに医師に相談し、適切な検査や治療を受けることが重要です。恋ヶ窪内科クリニックは内科と耳鼻科が併設されているため、より専門的に睡眠時無呼吸症候群の治療が可能です。上記の症状に心当たりがある方は「予約ボタン」よりweb予約ください。

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睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは、睡眠中に一時的に呼吸が止まったり浅くなったりする病気のことです。代表的な症状は“いびき”で、眠りが浅くなるため、日中に強い眠気や倦怠感、集中力の低下、頭痛などを生じることがあります。放置すると血管・心臓・脳に大きな負担がかかり、高血圧や狭心症、心筋梗塞、脳卒中などを合併することがあります。できるだけ早く診断し、治療をはじめることが重要です。

睡眠時無呼吸症候群を長期間放っておくと

以下のような健康リスクがあります。

  • 高血圧や心疾患、脳卒中などのリスクが増加する
  • 睡眠の質が低下し、日中の眠気や疲れ、集中力の低下などを引き起こす
  • 糖尿病の発症リスクが上がる
  • 性機能の低下や、性行為時の勃起不全などの問題が起こることがある
  • 日中の運転で居眠りをしてしまい、死亡事故に繋がる

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の原因

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の原因

肥満は睡眠時無呼吸症候群(SAS)の一因とされます。肥満の人は、脂肪が喉や気道を圧迫するため呼吸が困難になることがあります。
アルコール、鎮静剤や睡眠薬の摂取も原因の一つです。これらを摂取すると呼吸中枢が抑制されるため、呼吸が浅くなったり、止まったりすることがあります。

睡眠時無呼吸症候群は、男性は30~60代によくみられ、女性は更年期以降に多く、閉経によるホルモンバランスの変化も一因とされています。

加齢による筋肉の衰えや、喉や気道の狭窄、舌の後退、口腔内の異物なども原因となります。

また、遺伝的な要因も関与することが知られています。血縁に睡眠時無呼吸症候群の方がいる場合、発症リスクが高まると考えられています。

以上のように、睡眠時無呼吸症候群の原因は多岐にわたるため、医師は複数の要因を想定しながら慎重に診断を行います。
恋ヶ窪内科クリニックは睡眠時無呼吸症候群を専門的に診療できるクリニックです。受診を希望される方はwebよりご予約ください。

睡眠時無呼吸症候群と糖尿病

睡眠時無呼吸症候群(SAS)と糖尿病は深い関連があるとされています。

SASになると、一般の方に比べて糖尿病を発症するリスクが高まることがわかっています。睡眠の質が大幅に低下することで、交感神経が活性化したり、ストレスホルモンが過剰に分泌されたりすることで、血糖値や血圧が上昇します。また、睡眠不足によって新陳代謝が低下することで、筋肉が減少して脂肪が蓄積しやすい状態になります。脂肪が増えることで体内のインスリンホルモンの働きが低下し、糖尿病発症につながる可能性があります。

また逆に、糖尿病患者においてもSASの発症率が高いことが報告されています。糖尿病は、肥満や高血圧、脂質異常症とともに、メタボリックシンドローム(代謝異常症候群)に含まれる疾患です。いわゆる“メタボ”に陥る生活状況というのは、過度な飲酒や肥満につながる食習慣、運動不足など、SAS発症の誘因と重なる部分が多いことが理由としてあげられます。

このように、糖尿病の発症や進行を抑える観点からも、定期的な健康診断や睡眠検査などを通じて、SASの早期発見・治療に取り組むことが重要です。
当院は、耳鼻咽喉科専門医と糖尿病専門医が在籍しておりますので、睡眠時無呼吸症候群と糖尿病に関して専門的な診療をご希望の方は、お気軽にご来院ください。

睡眠時無呼吸症候群の治療方法

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療法には、非薬物療法、マウスピース療法、持続的陽圧呼吸法(CPAP療法)、手術などがあります。

非薬物療法としては、睡眠の質を改善することが挙げられます。例えば、アルコールの摂取を控える、運動習慣を見直す、寝室の環境を整えるなどが有効です。また、体重管理も重要です。肥満がSASのリスク因子となるため、ダイエットや食生活の改善が治療の一環として推奨されます。

マウスピース療法は軽症のSASに適した治療法です。これは、歯科医師が作成するマウスピース(スリープスプリント)を睡眠時に装着し、下あごを前方に引き出すように固定することで、上気道を広く保ち、無呼吸やいびきの発生を防ぎます。

睡眠時無呼吸症候群の治療方法

持続的陽圧呼吸法(CPAP:Continuous Positive Airway Pressure)は、中等度から重症のSASに適した治療法です。睡眠中に鼻に装着したマスクから空気を送り込み、気道を開存させることで睡眠中の無呼吸・いびきを減少させます。その結果睡眠の質が改善し、日中の眠気の改善や血圧を下げる効果も期待できます。
CPAP療法は医薬品や手術を必要とせず、副作用が少ないため、安全な治療法として広く利用されています。また、年齢や病因による制限がなく、症状の重さに応じて圧力を調節することができます。

手術による治療法は、あごの小ささや扁桃肥大などが原因の場合に、根治療法として検討される場合があります。また、鼻疾患を有している場合もマウスピースやCPAP療法で十分な効果が得られず、手術が検討されることがあります。

以上のように、SASの治療法は患者の背景や病状に応じて選択され、複数の方法を組み合わせることもあります。恋ヶ窪内科クリニックでは必要性に応じて内科医と耳鼻科医が連携し、適切な検査と治療法をご提案いたします。ご予約やお問い合わせは、お電話またはウェブサイトから承っております。「もしかしたら睡眠時無呼吸かも?」とご心配な方は、どうぞお気軽にご相談ください。