
こんにちは!
9月に入り、少しずつではありますが朝晩に秋を感じられるようになってきました。お出かけもしたくなるこの時期に、「なぜか鼻がムズムズする」「くしゃみが止まらない」「目がかゆい」といった症状に悩まされていませんか?🤧
「季節の変わり目で風邪をひいたかな?」と思われるかもしれませんが、その不調、もしかすると「秋の花粉症」が原因かもしれません。
秋の花粉症の正体とは?主な原因と飛散時期
秋の花粉症の主な原因は、キク科のブタクサやヨモギ、アサ科のカナムグラといった草の花粉です。これらの植物は、河川敷、公園、空き地、道路沿い、道端など、私たちの生活圏の非常に身近な場所に自生しています。
• ブタクサ
北米原産の一年草で、明治初期に日本に渡来し、昭和初期ごろに全国に定着・害草化しました。
• ヨモギ
全国いたるところに生育する繁殖力の強い植物です。
秋の花粉は、一般的に夏の終わり頃から10月にかけて症状が出始め、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラの花粉は8月から10月にかけて飛散し、9月が飛散量のピークとなります。地域によっては11月や12月頃まで飛散が確認されることもあります。
ブタクサの花粉は特に午前中に多く飛散する傾向があると言われています。
症状をチェック!
花粉症と風邪を見分けるポイント
当院のアレルギー検査
つらい症状がある場合は「たかが花粉症」と我慢せずに、適切な治療を受けることで、生活の質(QOL)は大きく改善します。くしゃみや鼻水、咳などの症状から風邪と自己判断せず、専門医に相談することが重要です。