
こんにちは、恋ヶ窪内科クリニックです😊
当院では、9価HPVワクチン「シルガード9」の接種を開始しました💉
【当院にて接種可能な公費対象者】
女子:北多摩11市※にお住まいの小学校6年~高校1年までの女子は、自己負担なしでの公費接種対象となります。
※国分寺市・立川市・国立市・小金井市・小平市・東大和市・東村山市・武蔵村山市・昭島市・清瀬市・狛江市
男子:国分寺市にお住まいの小学校6年~大学4年相当の男子も、公費接種対象となります(自己負担¥2,500/回)。

HPVワクチンというと「子宮頸がんを予防するワクチン」というイメージがあるかもしれません。
実は、HPVは女性だけでなく男性も感染するウイルスです。
当ブログでは、HPVワクチンについて、患者さんからよくいただく疑問を中心にご紹介します。
HPVワクチン「シルガード9」について
◎HPVってどんなウイルス?
HPV(ヒトパピローマウイルス)は、性的接触によって感染することのある、とても身近なウイルスです。
多くの場合は自然に排除されますが、一部のHPV感染が長く続くと、子宮頸がんなどの病気につながることがあります。
そのため、HPVに感染する前にワクチンで予防することが大切です。
◎シルガード9とは?
シルガード9は、9種類のHPVの感染を予防する「9価HPVワクチン」です。
女性の子宮頸がんの原因となるHPVの中でも重要な型に加え、
尖圭コンジローマの原因となるHPV6型・11型も対象としています。

※MSD/HPより一部抜粋
◎シルガード9を接種できるのは女子だけ?
男子も接種できます
HPVワクチンは「女の子のためのワクチン」と思われがちですが、男子・男性も接種できます。
HPVは男性にも感染し、尖圭コンジローマや中咽頭がんや肛門がんなど、さまざまな病気に関係しています。
男子がワクチンを接種することは、自分自身のHPV関連疾患を予防することにつながります。
日本では、定期接種(全額補助)の対象は現在、小学校6年生~高校1年生相当の女子です。
男子は原則として任意接種(自費)となりますが、自治体によって国分寺市のように助成制度がある場合もあります。
◎大人になってからでも受けられる?
はい、接種できます。
「もう大人だから遅いかな」と思われる方もいるかもしれません。
HPVワクチンは、まだ感染していないHPV型について感染を予防するワクチンです。そのため、性交渉の経験がある方でも接種を検討することができます。
ただし、すでに感染しているHPVを治療するワクチンではありません。
年齢やこれまでの接種歴などによっても考え方が変わりますので、「自分の場合はどうなの?」という方はお気軽にご相談ください。
◎ 何回接種するの?
シルガード9は、接種を開始する年齢によって2回または3回接種します。
15歳以上で接種を開始する場合は、基本的に3回接種です。

※MSD/HPより引用
「昔1回だけ接種したけれど、続きをどうしたらいい?」
という方も、これまでの接種歴を確認してご案内します。
母子手帳や予防接種記録が分かるものがあれば、お持ちください。
◎ワクチンを受けたら、子宮頸がん検診はいらない?
いいえ。ワクチンを受けた方も、子宮頸がん検診は大切です。
HPVワクチンはすべてのHPV感染を防ぐものではありません。
そのため、
「ワクチンで予防」+「検診で早期発見」
の両方が重要です。
ワクチンを接種した後も、対象年齢になったら定期的に子宮頸がん検診を受けましょう。
🌱 「受けたほうがいい?」と迷ったら…
HPVワクチンは、
👧 女子の子宮頸がん予防
👦 男子・男性のHPV関連疾患の予防
👩 大人の方のHPV感染予防
など、幅広い方に関係するワクチンです。

一方で、年齢や接種歴、公費の対象になるかどうかなどによって、接種方法や費用は異なります。
HPVワクチンについて正しく知り、将来の自分やお子さんの健康を守る選択肢のひとつとして、ぜひ一度ご検討ください。
「子どもに受けさせたほうがいい?」
「息子も受けたほうがいい?」
「大人になってからでも意味がある?」
「以前1回だけ受けたけれど、どうすればいい?」
など
ご不明な点はもちろん、接種するかどうか迷っている段階でもどうぞお気軽にご相談ください🐱


